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院長挨拶
「診療所スカイ」に込められた想い
初代院長であった父は、まだ更地だったこの丘の上に立った時、「空がぽっかり開けて、なんて心地よいのだろう。この丘の上で、患者さんの話にゆっくり耳を傾ける医療に取り組みたい」──、そう思ったそうです。「診療所スカイ」という名称にはそんな父の医師としての想いが込められています。それから15年経った平成29年、私は二代目院長として、この診療所と共に父の想いを受け継ぎました。
診療所スカイの原点には、初代院長の義理の父であり、私の母方の祖父であるひとりの医師の姿があります。祖父は石川県の港町・輪島の昔ながらの木造の診療所で、町の人々と触れあいながら一生を送りました。待合室には和やかな話し声が絶えず、祖父は単なる医師という立場を超えた、土地の人々の心の支えとなっていました。幼い頃、長期の休みのたびに祖父の家に遊びに行っていた私は、そんな祖父に敬愛の念を抱いて育ちました。祖父もまた、子どもの私を邪険にすることなく、医師としてありのままの姿を見せてくれました。そしていつしか私の心の中に、「この志を受け継ぎたい」という消えることのない暖かな灯が宿ったのです。
診療所スカイの「SKY」の理念──ゆっくりお話を聴き(slowly)・親身に寄り添い(kindness)・患者さん自身を大切にする(yourself)──には、祖父と父の「医師としての姿」に大きな影響を受けて育まれた、その「志を受け継ぎたい」という私の想いがこもっています。
気になることは何でもお聞かせください
ご来院される方々は、健康や生活に何かしら不安や悩みを抱えています。当院ではまずはゆっくりその悩みを話していただくことを大切にしています。「こんなこと……」と思わずに、気になることは何でも気兼ねなくお聞かせください。院長である私にできることは、お聞きした悩みを親身に分かち合い、的確な診断とわかりやすい説明を行い、どの治療法がその方にとって適切なのかをご本人やご家族に選択していただけるようサポートすることです。このように患者さん自身の想いに寄り添い、二人三脚で治療を進めていくこと──そうすることで初めて、患者さんの不安を小さくして、治療に対する前向きな気持ちを引き出せるのではないかと考えています。
産婦人科・内科・小児科・高齢者医療で
心配のある方はお気軽にお越しください
診療所スカイでは、ご来院くださるお一人おひとりの日々の生活が、よりいっそう健やかで幸せなものとなるために、そして心身の悩みを抱える皆さまの「心の拠り所」となるために、東洋医学・西洋医学と多岐にわたる医学の研鑽を積み重ねて、適切な治療法を提供できるようたゆまず努めてまいります。
産婦人科・内科・小児科の診療のほか、高齢者医療についての助言も可能です。どうぞ安心してご家族で診療所スカイをご利用ください。院長をはじめ助産師・看護師などスタッフ全員、笑顔でお迎えいたします。
診療所スカイ 院長 鈴木 元晴
経歴
平成12年 | 埼玉医科大学産婦人科学教室に入局。 大学病院や同大学総合医療センターでの勤務。 |
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平成17年 | 医学博士取得。 母体-胎児間の免疫寛容(母体と胎盤が接している箇所の免疫メカニズム)についての研究を行った。 |
平成20年 | 主に生殖医療に従事。 不妊に悩む女性に寄り添う治療を行ってきた。 |
平成21年 | 大学病院の医局長就任。 |
平成24年 | 講師および病棟医長に就任。 法人理事長であり前院長でもある父が、当院と介護老人保健施設を開設。 |
平成28年4月 | 高齢者医療と介護に身を投じるべく、当院副院長に就任。 |
平成29年11月 | 当院院長就任。 |
令和元年11月 | 医療法人社団伊純会 理事長就任。 |
資格・委嘱・所属学会
資格 |
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委嘱・所属学会 |
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スタッフ紹介
医師・老健施設長
鈴木 元久
昭和大学医学部卒業
患者さんへのメッセージ
平成9年に当地に開業して20年以上が経ちました。高齢になっても、今も昔も元気な方が多い地域です。そのためか、開業当初はあまり患者さんも多くなく、細々とやっておりました。
そんな中でも、半世紀ほど前の赤ひげ先生にならい、患者さんに寄り添った診療を続けてまいりました。高血圧や糖尿病といった生活習慣病をはじめとした内科疾患だけでなく、外科出身の経験を生かして、ちょっとした外傷治療も引き受けております。
「我が町の診療所」として、これからもお気軽に利用していただけると、嬉しく思います。
薬剤師
鈴木 純子
助産師
梶本 緑
事務
大胡由美
患者さんへのメッセージ
私たちはいらっしゃる患者さんが安心して診察・治療が受けられるように、笑顔を絶やさずに、臨機応変な対応ができるように心がけています。
スタッフ一同、患者さんに寄り添い、日々真剣に診療に携わっておりますので、何でもお気軽にご相談ください。